たぶんお前に相場は難しすぎるから黙って毎月入金しよう
こんにちは、悪口と資産運用が大好きな悪口投資家です。
資産運用というと何をどうすればいいのかわからないという人も多いと思うが、実は簡単である。 資産運用で利益を得るには、利益が出そうなタイミングで利益が出そうな銘柄を売買すればいい。
で、結局「いつ」「何を」売買すればいいんだよという話であるが、今日は「いつ」の話をしていこうと思う。 「何を」についてはかなり長くなりそうなので別の記事で説明する。 ちなみに、ある程度長期間の保有を前提とするのであれば「いつ」よりも「何を」の方が簡単だと思う*2。
タイミングを取るのはやめた方がいい
では、どうやってタイミングを取ればいいだろうか? 答えは簡単で、上がりそうな時に買って下がりそうな時に売ればよいが、それができたら苦労はない。 相場がわかると思う人は積極的にタイミングを取ればよいと思うが、基本的にお勧めしない。 プロでもタイミングの判断は難しい。
では、どうすればよいか?
正解は、相場を読んでタイミングを取ることを諦め、タイミングは取れないものだとして行動することである。 具体的には、靴磨きが株の話をしていようと*3、暴落でツイッターが阿鼻叫喚になっていようと、投資対象から期待できるリターンは変わらないと思って入金し続けるということである。 暴落でニチャつくために入金を控えたり、二番底が怖いから売却・出金したりしてはいけないということである。
ただ、人間どうしても感情があるので、入金を貫くのが難しい局面もあるかもしれない。
そこで、ロボトミー手術を受けてチャートを見ても何も感じなくしておく適当なネット証券で毎月一定額を積み立てする設定*4にしておくと無難である。
積立インデクサーの悪口やドルコスト平均法に関する議論への疑問などを書いたりしてきたが、
- タイミングは取れない
- 投資対象から期待できる期待リターンはいつでも変わらない
と思うのであれば、結果的に毎月黙って入金し続けるという行動がベストになる*5。 逆に言うと、タイミングを取れる人はタイミングを取るべき*6だし、何らかの事情で期待できるリターンが変わったと思う*7のであれば、入金額を変えたり保有資産を売却したりすべき*8である。
*1:https://skyscraper-oasis.com/2020/03/15/shinjiro-system/ によると本来の構文は「A=A」であり「A=B」は邪道らしい。ごめんなさい。
*2:たとえば、ガクトコインや円天よりS&P500や日経平均を選んだほうが良さそうである。
*3:ジョセフ・P・ケネディ(JFKのパパ)の逸話。ちなみに、この話は嘘らしい。金持ちのくせに嘘ついてイキるなよ。
*4:個人的には、月の特定の一日を選ぶのが気持ち悪いので、SBI証券で毎日積立の設定にしている。
*5:積立インデクサーって「暴落はチャンス!」とかいうけど、積立インデクサーするなら「いつもチャンス」が正しいと思う。暴落がチャンスだと思うなら暴落まで現金握って待っとけよ。
*6:クリステルの旦那。これはかなり「A=A」だと思う。
*7:期待リターンの予測も、タイミングを取るのと同様にとても難しいのでお勧めしない。どれくらい難しいかと言うと、期待リターンだけで本が一冊書けるほどである。
*8:たとえば、なんらかの理由でS&P500が最強だと思って積立インデクサーしているなら、なんらかの理由が変化したら、投資方針を再確認・修正すべきである。